住宅設計はどう決めるべき!?土地と周辺環境がポイントに
土地に合わせた間取りを意識しよう
注文住宅の間取りは自由に設計できるわけではありません。大前提として土地の形状に合わせる必要があるので、実現したい間取りから逆算して土地選びをすることが大切です。間取りを考えるうえでは、さまざまな住宅を観察してシミュレーションしていくのがおすすめです。普段なにげなく見ている住宅も、よく観察すると新たな発見があるでしょう。例えば、エアコンの室外機は目立たないところに設置している家が多いはずです。玄関は道路に面した方向にあるのが普通であり、左右や後方にあるケースは稀です。注文住宅は設計の自由度が高いですが、自由を追求することがよい家づくりにつながるとは限りません。まずは住みにくい家にならないことを念頭に置いて住宅設計をしてください。
周辺環境に合わせた住宅設計をしよう
注文住宅の設計において、周辺環境をチェックしておくことは必須です。例えばクルマの交通量が多い道路に面した住宅であれば、防音対策を徹底する必要があります。夜になっても交通量が多く、睡眠を妨げるようでは困るでしょう。直射日光の影響を受けやすい場所に建てるならば、耐用年数の長い屋根や外壁塗料を使用するのが得策です。窓は日差しを取り入れたり、換気をしたりするために必要です。ただし西日の影響を強く受ける場所に窓を設置すると、まぶしさによる不快感につながります。注文住宅の設計では細部に及ぶまで、日々の生活に不便を与えないか考えながら決めていくことが大切です。住宅設計には膨大な時間を必要としますが、これは削ってはいけない大切な時間です。
名古屋の注文住宅を建てたい場合、住宅メーカーのサイトを覗き、各社の特徴を掴むと自分の好みのメーカーが見つかるかもしれません。